「そういえば先日ライカを買いました。」
これだけ言ったら写真を知らない人でも「あーあの有名なやつ?」っていうくらいのカメラメーカーだろうと思う。
自分が写真を撮り始める前の学生時代でもポラロイドカメラとライカくらいは知っていた。
ライカと言ってもピンキリですが、私が買ったのはバルナック型ライカⅢf型。
そもそもライカは知っていたけどL型、M型、バルナックなど分類が多すぎるのと高いから自分には関係ないか、くらいのスタンスだったので急に購入に至って驚いている。
きっかけは去年購入したCONTAXのフィルムカメラで撮ったネガを見てやっぱフィルムいいなぁと思ったのがきっかけだ。
ネガスキャンしたので画質は落ちるけどデジタルにはない質が写っていると感じた。
CONTAXもアダプタを使ってα7で使う用に購入したレンズ(プラナー50ミリ、85ミリ)をフィルムで試してみたいというところからヤフオクでCONTAXのSTを購入した。
もう一つの理由として20年以上前の未使用のフィルムを使い切りたいこともあった。
CONTAX STはデザインも良く重さもそこそこであるがシャッター音がイマイチ。カッシューィンって音がする。テンションが微妙だけど露出計も内蔵されていて撮影には十分だ。
はてなブログでも買いていたけどこんな感じで写っていた。
今回はコダックのフィルムをもらってたので、期限切れではないフィルムでちゃんと撮ったのが最初の2枚である。
当然だけどちゃんと写っていて撮影時の緊張感も程よい。そしてフィルムで残すという体験が何よりもいい時間を過ごせる。
最近は出かける時にα7シリーズを持ち歩くのは荷物に感じていたし、写真を撮ってもRAW現像しない状態が多くなってきていた。スナップならiPhoneで十分だ。
そう考えている中でフィルムカメラがリバイバルしてきた。そこでライカである。
・・・飛んだな。思考が。フィルムカメラからライカに至るまでの間に何かあるはずだ。
そうだ、メルカリでCONTAXのariaを探し出したところからだ。サイズがもう一回り小さいカメラがいいかとariaを探していたんだ。まだまだSTから買い換えるまでは値ごろ感もなくST継続かなーと思っていたら出品してある商品に#フィルム#lLEICA#CONTAXがあったのだろう。ライカが混ざってきていた。値段を見ると30000円台から販売されている。
「ライカが3万円?」と思ってみると確かに状態が悪そうであるが、周辺相場も3ー5万円あたりで調べれば状態も良いものもある。ちなみにレンズはアダプター経由で使っているSummarit 5cmがある。
となると3-5万円でライカを体験できるのだ。これは今しかないと思い買ったのがバルナックライカⅢfである。
おそらく1947年製のライカで75年前のカメラだ。私の手元に来るまでにいろんな人の手を渡ってきたのだと思うと感慨深いものがある。動作も異常がなくフィルムも無事に入れることができた。
これまた20年前のフィルムでのテスト撮影なので色やコントラストは修正しているが、ちゃんと撮影できることはわかった。撮影までの作法が多くてパチパチと撮れないが、今となっては貴重なフィルム撮影体験を今後はライカを使ってやってみよう。露出計もないので購入を検討したが、アプリを使って勘を磨き手間を楽しみたい。
フィルムの値段がさらに上がっていたので撮る写真も選んで撮影しよう。