日々の雑記

アウトプットの場

フィルム現像の準備

 

うちに未使用(と思われる)フィルムが6本ある。保管は常温保管。

常温保管って四季によって気温は変わるからすでに保管とは言わない気がするが。

とりあえずあるから使いたい。今となっては1本1,000円くらいする貴重なネガフィルムだ。

ただ問題はデジカメと違って現像しないと像が現れない。まさに現像。

 

現像は特殊な液を使うのでお店で頼まないとできないからカメラのキ○ムラなどにだしていたけど、そもそも20年以上経過したであろうフィルム現像。しかも24枚撮りのフィルムのために毎回800円出すのももったいないので使用がのびのびになっていた。

先日ようやく勢いで撮影して現像に出してみた。結果は変わりはしないけど一応「20年前くらいのフィルムなので写ってないかもしれません」とお店の人にことづて。

1時間後に引き取りに行くと小さいコンタクトプリントとフィルムケースに入ったネガを渡されて「こんな状態なので今回ネガシートには入れていません」といわれた。

「はい、そうですね」と引き取ってきたけど一応像は見える。庭にあったみかんの写真だ。

今回はISO400のフィルムをISO100設定で撮影したのでネガ上でも像は確認できる。

光に照らして確認したいけどはだかのネガフィルムでは毎回伸ばしてロールしないと見れないじゃないか。

当たり前のように「今回ネガシートには入れていません」と言われると反射的に「はいそうですね」と答えるしかない。自分の会話の反射神経の鈍さを悔やみながらも、捨てるか使うかは決めるのは客であって捨てる前提で商品を渡すのはどうかと思う。

いままでの写っているかわからないフィルム現像代800円を惜しんでいたことに加えて、デジカメ全盛の時代にあえてモノクロプリントをしてみるのはどうだろうか?と考えていたので良い機会だからまずはフィルム現像を自家現像することにしてみた。

 

ネットで調べるとカラーネガフィルムもモノクロ現像液でできるようだ。以前1度だけ試したことはあるがそのときはうっすら像が出ていた。富士のスーパープロドールであればミクロファインより像が出やすいそうなので改めて購入。チェンジバックと現像タンクはメルカリで揃えた。暗室プリント計画は結構悩んだけど延期。いやあ印画紙高いしそこまで暗室技術があるわけではないからもっと別のところに力を入れるべきだと判断。

ただしフィルムは使い切りたいのとデータではなく、存在するモノとしてネガフィルムを残したいと思ったのだ。使い切ってうまく行けばモノクロフィルムを改めて購入して現像作業をしてみたい。

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現像に必須